ドローろフェードどっちがいいの?

20140104_27

皆さんこんにちは。安田です。

今日は、ドローとフェードどっちがいいの?
というお題について語っていきたいと思います。
◆ ドロー、フェードどっちがいいの?

この疑問はアマチュアゴルファーの皆さんの多くが
悩んでいる問題ではないでしょうか。

ドローの方が飛距離が出る?
フェードの方がスイングスピードが速い?

っで結局どっちがいいの?

今回はその疑問にお答えしていきましょう。

◆ドローのメリット、デメリット

まずは、ドローのメリット、デメリットについて
お話していきましょう。

ドローの最大のメリットはやはり『ラン』です。

ランとはボールが地面にバウンドしてから転がることを言います。

ドローの回転はバックスピンの量が少ないため
ランで飛距離を稼ぐことができます。

なので、スイングスピードの低い女子ゴルファーや
シニアゴルファーはドローのランで飛距離を稼いでいる方が多いですね。

さらには、ドローを打つにはクラブをインサイドから出す必要があるので
引っかけやスライスはほとんど発生しないのが特徴です。

デメリットとしては、フェードと比べると
若干スイングスピードを速くするのが難しい点です。

フェードを打つ時は右わきを開けてアウトサイドインで縦ぶりができるので
スイングスピードを加速させることができるのですが、
ドローの場合は右わきを閉めてスイングするのでその分スイングスピードを
速くすることができなくなります。

また、プッシュアウトやフックになる可能性があるのが
ドローのデメリットですね。
◆フェードのメリット、デメリット

続いて、フェードのメリットは何と言っても
スイングスピードを最大限加速させることができる点です。

スイングの構造上、アウトサイドインで振り抜くフェードの方が
ドローと比べるとスイングの可動域が広がるので
よりヘッドを加速させることができます。

ドラコン大会などを見るとほぼ全員がフェードショットを打っていますね。

デメリットとしては、アウトサイドインの軌道なので
スライスや引っかけが出る可能性がある点です。
◆ドローを打った方がいい人

ドローの方が向いている人は
女性ゴルファーやシニアゴルファーなど、
筋力を使ってスイングをしない方に向いています。

筋力がない場合はスイングスピードに限界があるので
ドローボールで効率よく飛ばし、ランで飛距離を稼いだ方が
より遠くへ飛ばすことができるでしょう。
◆フェードを打った方がいい人

反対にフェードが向いている人は
元々ヘッドスピードが速い筋力のあるゴルファーです。

フェードのスイングにすればよりヘッドを速く走らせ
より遠くへ飛ばすことができます。
◆まずはどちらかを極めるべき

もちろん、両方打てた方が戦略的にも有利なのですが
『二頭を追うものは一頭も得ず』ということわざ通り、

いっぺんに両方を得ようとしても結局両方中途半端になってしまいます。

まずは、どちらかに決めて、それを極めましょう。
それが、ゴルフ上達の最大の近道です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

著者:安田コーチのご紹介


16歳からゴルフを始め、インドアゴルフスクールのコーチに就く。
月間300名以上の生徒を指導し、【100を切るための極意】や、
【飛距離アップ3minutesプログラム】を開発。
確実にスコアが上がりレッスンがわかりやすいと定評を受け、
20店舗以上あるスクールで、入会率トップの成績を残した。

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