ゴルフ上達におけるとても重要な話

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こんにちは。安田です。
今日はある生徒さんから
とても参考になるご質問をいただきましたので
皆さんに共有したいと思います。

【生徒さんからの質問内容】

お世話になります。

グリップについて教えて下さい。

ずーっとチーピンに悩んでいて、ウィークグリップや右手を被せたりしてやっていますが、
どうも振れておらず、球は上がらない。強い球が打てない。リズムも悪い。トップでのタメがつくれない。といった状況です。

チーピンでのストロンググリップはダメだと思っていたのですが、過度な?ストロンググリップだと非常に良かったです。
中途半端だと手が返ってしまいチーピンがでるのですが、左手のナックル?が4つ見えるくらいにすると、
球は強く、上がり、狙った方向にも7割くらい行っていました。あとの3割もコースには残るくらいのズレでした。
リズムも良く、トップでのタメも感じられます。

個人的な感覚なのですが、ストロンググリップの左手が良いのではなく、
右手親指が右にズレることが良い方向へ持っていってくれてるのでは。と思っています。

私の身体の構造上なのかわかりませんが、スクエアグリップだとどーしても手が返ってしまいます。
しかし、右手親指が右45°くらいの位置にくるストロンググリップにすると途端に良くなります。
これは、金槌を叩くときのような感じでインパクトをしているのかなと思っています。これだと手は返らないのかなと。

しかし、過度なストロンググリップなのでこれからの上達を妨げてしまうか心配です。

動画で、グリップしたところを送っているので見ていただけませんか?
最初がスクエア、次がストロングです。途中で少しだけ手首の返す動きも入れています。
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この生徒さんは、チーピンを解決するために
グリップを調整する方法を考えたようですね。

下記、私の答えです。
【私の答え】

おはようございます。
動画拝見いたしまいた。
そのくらいのストロンググリップでしたら許容範囲ですしそのグリップで球筋が良いのであれば、
そのグリップで全く問題ありません!

しばらくそのグリップでやってみましょうか!

ただ、1つ落とし穴があって、
少し上手くいかなくなるとまたグリップを変えたくなりますが、
グリップがスイングに馴染むまで1ヶ月程度時間がかかります。

なのでそのグリップでどんなに悪くなっても1ヶ月は続けてみてください。
1ヶ月続けて球筋がうまく行かなければまた変えましょう!
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ここで重要なのは一見、過度なストロンググリップにすると
チーピンが過剰になる可能性が一般的にはあるのですが、

この生徒さんの場合、逆です。

何が言いたいかと言うと、
ゴルフに置いて基本的な知識が必ずしも全員に該当するわけではない。

ということです。
先入観に捉われて基本に忠実になることを最優先に考えてしまうと、
柔軟な考え方ができず、上達が遅くなってしまいます。

シンプルに考えてゴルフはボールが狙った通りに飛べばいいのです。

そのためにはどんなスイングでも構いません。

そして次に大事なのが
『そのグリップで1ヵ月続けてみる』

ということ。

グリップが体になじむのには多少時間がかかります。
なじむ前にコロコロとスイングやグリップを変えてしまうと
一向に体になじまず、スイングが定着しません。

スイングを改善するのには多少時間がかかるということを
予め理解しておき、最低でも1ヵ月は練習することを前提に
試行錯誤していきましょう。

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