なぜ女子プロは260y以上飛ぶのか?

こんにちは。安田です。
今日は飛距離についてお話していきたいと思います。

◆なぜ、女子プロは260y以上飛ぶのか?

女子プロは決して筋力があるわけでもありません。
筋力だけで言えば断然アマチュア男子の方があるでしょう。

ではなぜ、筋力が男子よりないのに関わらず
アマチュア男子より圧倒的に飛ばすことができるのか?

一番の要因はスイングの形です。

簡単に言うと女子プロは、より効率的なスイングの形を
完成させ、筋力に頼らなくても
ヘッドスピードを加速させるスイングができる。

ということですね。

ここまではなんとなく知っている方もいると思います。
◆では、効率の良いスイングとは?

ヘッドスピードを最大限加速させる
効率のよりスイングとは何でしょう?

これは一概に【コレ】というものはありませんが
今回はその一つをご紹介しましょう。
◆手首(コック)の使い方

効率の良いスイングの一つに手首(コック)が
挙げられます。

手首をしなやかに使うことで
クラブが鞭のようにしなり、
より速いスイングを生み出すことができるのです。

具体的にお話してきましょう。
◆左腕とシャフトは90度を保つ

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画像:リッキーファウラー選手

こちらの画像をご覧ください。

ダウンスイングの静止画です。

シャフトと左腕が約90度になっているのがわかりますでしょうか。

このスイングができるようになると
クラブヘッドが遅れてくるのでその時間差で
ヘッドスピードを効率よく加速させることができるのです。

これが腕とシャフトが真っ直ぐになってしまうと
余計な遠心力が働き、ヘッドは絶対に加速しません。

だからこそ、女子プロは飛んで、
アマチュアは飛ばない。と、言われるのです。
◆コックを正しく使うコツ

コツは色々ありますが、
一番簡単なのはグリップエンド(グリップの先端)
を、左足に向けて振り抜くと比較的
コックの角度がキープしやすくなります。

反対にグリップエンドが早々に
自分の体を指したりするとコックが
ほどけている証拠。
実際に目視でグリップエンドを見ながら
ゆっくり素振りをしてみてください。

左足にしっかりとグリップエンドを向けていれば
自然とコックも90度をキープできます。

そうなればヘッドも加速するので早いスイングが
生まれるでしょう。

◆最初は右に飛ぶ
これをやるとほぼ例外なく最初は右に飛びます。
なぜなら、フェースが開くからです。

でも、気にしないでください。

ここで、

『右に飛んだぞ。修正しよう…』

としてしまうと習得できません。

最初は右に出ても構わないのです
後からいくらでも修正できますし
慣れてきたら自然とフェースが閉じてくるので
心配する必要はありません。

それよりも、右に行くのを恐れて
コックを早めに伸ばしてしまう方が危険です。

ヘッドも走らないし、引っかけやフックが
多発してしまうからです。
ぜひ、
練習場で試してみてください。

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