アイアンの精度を上げる力み防止スイング法とは?

こんにちは。安田です。

今日はアイアンの精度をアップさせる
“力み防止スイング法”について
お話していこうと思います。

◆スコアを伸ばすために1番重要なこと

よく、

・アプローチが1番スコアを伸ばすために重要
・ショートゲームが大事
・パターでスコアが1番変わる

など、ショートゲームがスコアに直結すると
聞きますが、私は個人的には違うと思っています。

もちろん、ショートゲームはとても重要です。

しかしこれはプロのレベルの話。

アマチュアが100を切る。90を切る

という目標のためにはショートゲームより
アイアンの方がスコアが圧倒的に大事。

例えば、アイアンの精度がとても高ければ、
パーオンを狙える確率が上がります。

パーオンをすればアプローチの必要はありません。

また、ピンに寄せるほどのアイアンの実力があれば
パターの残り距離も少なく済みます。

アイアンの精度が高ければ無理してドライバーを
ティーショットで使う必要もなくなる。

こういった理由からアイアンはゴルフの司令塔の役割を果たす。
といっても過言ではないのです。

ショートゲームが大事なのはその先です。

シングル、80切りを目指すのであればショートゲームは重要ですが
アマチュアはまずアイアンを徹底して磨くことが
スコア直結に繋がるのです。

◆アイアンの精度を上げる方法は?

アイアンの精度を手っ取り早く上げるには、

“力みを防止すること”です。

アマチュアのミスの多くは力みです。

レッスンプロから見るアマチュアのスイングは
とにかく力み過ぎです。

プロの選手を見ていると、スイングスピードが速いので
しっかりと力を込めて打っているように思われますが
これが大きな誤解。

プロはああ見えて7割~8割くらいでしか振ってません。

フルスイングしたらもっと飛びます。(^^;

でも、フルスイングするとミート率が下がり
結果的に平均の飛距離が下げるのでプロは皆
フルスイングをほぼしません。

しかし、アマチュアから見るプロのスイングは
とても速いスイングなので、真似しようとして
フルスイングをしてしまい、ミスショットを招いてしまう…

とくに男性は飛ばしたい願望があるので無意識に
クラブの番手を無理したりしてしまいます。

…実は私もこういった経験が多くありました(^^;

しかし、逆に言うとアマチュアは力みを防止するだけで
スイングが非常に安定する伸びしろがあるので、
力みさえ取れれば圧倒的に安定するでしょう。

◆力みを取るポイントはトップの形

力みを取るのは非常に難しいです。

意識してもどうしても力んでしまうでしょう。

なので、トップの位置をいつもの半分くらいの高さにしてみてください。

私は生徒さんにレッスンするときに

『左腕が地面に対して水平になる位置をトップにしてください。』

と、指導します。

これはほぼハーフスイングの位置ですよね。

でも、それを意識して生徒さんが振ると…

ほとんどの生徒さんはそれ以上に振り上げてしまっているのです。

動画に撮影して自分のスイングを見てもらうと
生徒さんは漏れなく全員ビックリします。

『こんなに振り上げているつもりはなかった!』

と。笑

つまり自分が思っている以上に振り上げている。
だから力むのです。

まずは左腕が地面と水平になる場所を意識して
振ってみてください。

そしてできればそれを撮影してみてみてください。

驚きますよ!

最終的に手元が自分の顔より高く上がらない
場所でトップをキープできればベストです。

アイアンはそれ以上振り上げない方が賢明でしょう。

そうすると飛距離が落ちるのでは?
と思われるかもしれませんが安心してください。

落ちても5ヤードくらいです。

それにアイアンなら番手を上げれば飛距離は伸ばせます。

無理な番手を選択してフルショットするよりも
7割スイングで無理のない番手を選んだ方が

必ずスコアはまとまります。

ぜひ試してみてください。

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